北欧 暮らす旅

#ワークアウェイ #一人旅 #フォルケホイスコーレ #写真ブログ

北欧10ヶ月滞在を終えてwithコロナ メモ。

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お手紙とお土産たちを見ては溢れる北欧への想い

 

旅を終えて、1ヶ月が過ぎました。

滞在中のまとめと、帰国後の自分の変化について

書き残したいと思います。

 

 

⬜︎ 滞在まとめ(スケジュールと特記すべき経験)

【12月・1月】フィンランド
workaway❶ リサイクルショップ手伝い
[凍る湖に飛び込む森の中のサウナ、北欧クリスマス]

【2月】デンマーク
workaway❷ 自然派ホームステイ
 [毎日考えてもみなかった衝撃を与えられ
 コンフォートゾーン突破で苦しみつつ、
 でも自然派な暮らしが大好きだった1ヶ月半。
 思い返せば1番糧、学びが大きかったところ]

【3月】デンマーク
workaway❸ 北欧家具でお洒落なお家ホームステイ
[コロナが本格化した中で、
逆にのびのびした暮らしが目立ったデンマーク暮らし]

【4月・5月】デンマーク
フォルケ 休校でただ学校に住んで暮らした期間
[食用の鶏とうさぎを飼いながら、
 一人孤独にveganについて学ぶ] 

【6月】デンマーク 
フォルケ 授業あった期間 散歩と焚き火とカヤック
[デンマークの若者たちとの共同生活、考え方や文化、
 雰囲気の違いでいちいち日本と比較しちゃう日々]

【7月】デンマーク
workaway❹,❺,❻ デンマーク中転々として暮らす 
自然農法畑手伝い、リフォーム手伝い、等
[自給自足、複数家族が住むコミュニティで、
食も自然も人も豊かな暮らしを体感]
[50代ドイツ人女性と80kmチャリ旅、
一人野宿、エコなドイツ人に沢山出会う]  

【8月】ヨーロッパ放浪 
ドイツ、オーストリア、オランダ、ベルギー
[使ってみたかったカウチとairB,そして友人宅に感謝]
デンマークairBシェア
[デンマークに友達と住んでみた、
コペンハーゲンサイクリング三昧]
ノルウェーフィヨルド1人旅
[1人だと旅先で友達ができていく経験]

【9月・10月】スウェーデン 友人宅居候
[理想の暮らしながらの旅行、ストックホルム
ダーラナ地方もサイクリング三昧]
workaway❼ アースシップ建築手伝い
お家を自分たちで建てる家族の手伝いをしながら
パーマカルチャーやサスティナブルについて学ぶ
…と思っていたけど
日雇い労働者のような肉体労働で、
(はたから見ると笑える状況だったがキツすぎて笑えなかった)
現代の技術の進歩や機械に感謝した1ヶ月。
タフすぎる家族…世界には本当に
いろんな人がいると思い知らされていた日々。
[森の中でテント生活キャンプ1ヶ月、仲間を得る]

【10月】帰国
コロナ渦でフェイスシールドにマスクという
ダースベーダーのような装いで、ヘトヘトになって到着。
最後に検査を受けて無事に帰国。実験着みたいなの着て頑張ってくれている
航空会社の皆さんに感謝。
陰性でも2週間自主隔離要請。

 

⬜︎ 北欧生活10ヶ月で自分の身に起きた変化

 ● 生きやすくなった。
  ー自己肯定感、自信が持てるようになった。
  ー自然と共存する心地よさに気づき
   意識的に外に出たり、散歩したりするように。
  (これ、そんなこと?って感じだけど大切!)
  ー自分は自分と、他人と切り離せるようになった。
   (隣の芝が青くなくなる)
  ー「足るを知る」
     自分がとても満たされていることに気付いた。
     欲することより満足できることの方が増えた。
  ー自分がしたい暮らしへの理解が更に深まり
           もっともっと心地よく暮らせるようになった。
   プラントベースや日本古来の食事、
           ごみゼロ、地産地消などの
   本当のサステイナブルを理解。
  ー年齢を本当に気にしなくなった。
   もちろん何歳にこうなりたい、はあるけれど、
   変に気にして生き辛かったのが無くなった。
   いろんな人やいろんな人生を見てきて
   そしてそれが当たり前で
   それぞれハッピーだったら
   それでいいでしょ?と
   なんでも受け入れてくれる感じがした、
   北欧の空気感。
   それをしっかり持って帰ってきて
   ずっと大切にしたい。

 ●  常識や当たり前で何も考えなかった事柄ついて
   本当にそれでいいのか自分で考え直したり、
   疑問を持ったりするようになった。
  (キーワード:ホームスクーリング、
   ワクチン、予防接種、食べていた物、
   買っていた物、お金が必要じゃない生き方、
   働き方、リモートワーク、電気水道ガス、
   結婚式・制服・校則・スーツとネクタイ・
   男女分かれている物など型にハマっている
   ものへの疑問と違和感、等)

 

⬜︎ 日本での逆カルチャーショック

 ● 広告と注意事項の貼り紙や表示が多すぎる。
    お店の音声案内がうるさく感じてしまう。
  それ本当に必要?言わなきゃわからない?
       聞いてる人/見てる人いる?というもの多々。
  当たり前に流れている放送や音楽への疑問。
 ● コロナに対する対応や考え方の違い。
  マスクすれば大丈夫と思う日本人、
  マスクなんて意味ないと思っている欧米人。
 ● テレビの強さ。
  編集の凝り用、字幕と吹き替えの多さ。
  ワイドショーのずっと同じ事を話す感じと
  バラエティの凝り用と幅広さ。
 ● スーツの人が多すぎる!それも男性だけ。
 ● やっぱり改めて、食べ物の添加物多過ぎ。

 

⬜︎ すでに恋しいもの

 ● デンマーク語やスウェーデン語のあの響き。笑
 ● 海と森のような公園がすぐそこにある環境。 ● マスクをしないコロナがなかったかのような環境。
  (良し悪しは別として、、(笑))
 ● オレンジなライトとキャンドルや暖炉の火
  (今は実家に滞在していて、
   両親は何故か蛍光灯大好きなので
   なかなかそうはいきません…。)
 ● ボードゲームなナイト

 

一刻も早く、
自然の中に、友達沢山呼べるお家をゲットして
こんな日々を送れるように頑張ります。

 

他にもveganへの理解が高まって
食がプラントベースになったことも
とってもとっても大きな変化ですが
これは北欧に行ったからというよりは
コロナで時間ができたり
SNSで発信してくれた
日本人が多かったからなので、、、
ここには入れませんでした。

 

でも和食がさらに尊く、大好きになったことは
北欧に行ったおかげもあるかもしれません。

 

終わりに。
今回の10ヶ月は直感を大切にしたい、というのと
何でも挑戦しよ〜という2点を決めていました。

 

コンプレックスの塊でネットに顔出すの避けていたし
喋りも下手なのに、

せっかく良い機会を頂いたからと
YOUTUBEに出させていただいたり
(結果、自分のフォルケの体験を
一度しっかりまとめることができたし、
そこからいろんな方と繋がっていただいたり
フォルケに行きたいと思う人に希望を
お裾分けできたようで本当に良かったです。
お声がけいただいた先輩に感謝。)

 

危ない怖いキツいは忘れて
野宿(もちろん下調べ大事)に
木登りにカヤックにチャリ旅に
バス無くてひたすら歩いたりと
割とタフなこともしたり。


そういう事たちも
少しずつ変化を作ったかなとも思います。

何より出会った人たち全員が本当に刺激的で、
確実に私の中に変化の種をまいてくれました。


北欧に行くなら
ただの旅行じゃなくて暮らしてみたい、
長期で英語圏に行きたい、
という長年の想いは
沢山得るものをくれたなと。

 27、28になる年で、
留学でもなく、ワーホリで働くでもなく、
何しに行くんだ、と思われそうとか
そもそも自分でも多少思っていたりもしましたが


今は本当に決断して良かったと心から思っているし、
これからの人生も変わったなと思ってます。

 

このブログも誰かのきっかけになればいいな
と想いを込めて、
自分だけのメモではなくひっそりではありますが公表しています。

 

また数年経ったら
思いや改めて感じることも変わるかな。

以上、帰国後一ヶ月のメモでした。