北欧 暮らす旅

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🇫🇮 はじまりは意外にも不安でいっぱいだった

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海外に行く時はいつもワクワクしかなかった。
ひとりで出かけたオーストラリアやベトナム
不安は全然なかった。

でもそれは到着後に助けてくれる人に会える
"保証"があったからかもしれない。
今回は空港に迎えはないし、ど田舎の家まで
一人でたどり着かなきゃいけないし
私は気づけばもう若くなくて
昔の怖いもの知らず感は薄れ、
4年のイベント製作会社勤めで
先読みの心配力がついていた。

もしたどり着けなかったらどうしよう、
もしたどり着いても
誰にも会えなかったらどうしよう、
田舎でホテルもないし、真冬だし、
周りの家に突撃?とか。

トルコからフィンランドへの飛行機から
急に不安が頭の中ぐるぐる。笑

 

ちなみに私の今までの海外経験を露呈すると

旅行or出張: 🇹🇭🇹🇼🇰🇷🇮🇹
ラスベガス(アメリカとは別と思ってる)

数日〜数週間滞在: 🇹🇷🇦🇺🇻🇳

といった感じでそんなに多くはない😢

 

そして初めての海外長期滞在。
つまり季節を全て跨ぐということで
荷物がほんっとうにパンパンだった。
当時は必死に考えて削って入れたけど
それでも今思えば減らせた物もある🤦‍♀️
今回この大荷物を持ち運び長距離移動した事で
荷物の重さは足の軽さに比例すると学んだ…。
(そんな悩みの種だった持ち物については
同志の役に立つよう後日しっかり紹介しよう😭)

 

 

憧れのフィンランドに降り立った時
長年(10年くらい!)憧れてきたから
本当に不思議な感覚だった。
荷物が重すぎて浮かれる暇もない。
頑張ってカートを押して、コンビニ探して右往左往して
simカードをゲットするも
設定がうまくいかない(SIMカードも初)
(結果Wi-Fiが必要なタイミングで
上手く繋がらなかったのが問題で
必死にカフェに入ってWi-Fi繋いでなんとか😭)

 

そんなことしてたら電車も間違える。
改札はなくてチケットは全てアプリでOK、
こういうところから好き。さすが北欧。
電車を間違えた事で次の電車に間に合わず
元々とってたチケットの
一本後の電車になってしまって焦る🙀
とりあえず乗り込んだけど
チケットには時間が記されているし、
それじゃ指定席は乗れない…。

 

案の定、
チケット取締りのお姉さんに声かけられて
高額な罰金取られるかとオロオロした😂

 

けどお姉さんは優しかった。
「コーヒー買えば1番安く席が手に入るよ〜」と
(最初なんのことかさっぱりわからなくて
お姉さんにわいろでコーヒー買ってこいって
意味かと一瞬思った。今でも笑える。)

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こういうことだった。
ほとんどの長距離電車に
カフェテリア車両がある◎

 

そんなこんなで、なんとかたどり着いた。
ここからさらにバスで移動……
と降り立ってみると

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大雪…キャリーが引けない…
キャリー引くと雪もどっさり引く…
ヘルシンキで雪がなかったから
余裕だと思っていたら、甘かった。
私が来たのは地方だった。
しかもまたバスがこの大雪で遅れる。
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長い時間待った駅舎。
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そろそろかなと外に出ても一向にこない。
ここでまた最初に書いた不安が戻ってきた。
寒さと夜の暗さとひさびさに
全くわからない言語の表示に囲まれて
このままバス来なかったら…とか
私らしくない不安ばかりまた頭をぐるぐる。

 

やっとバスが来たときの安堵感といったら。
しかしまだ不安は続く。

 

どこでもすぐ寝ちゃう私が更に長旅でへとへとなのに
これで降り逃したら夜で交通手段ない田舎で、
真冬で行くあても無くっていう最悪な事態が見えてるから
無事に目的地で降りられるのか怖すぎて
(アナウンスがほぼないし真っ暗で景色もわからないし)
ずっと時計とGoogleマップとバスアプリを
見比べて現在地を確かめ続けたあの不安感、

そしてなんとかたどり着き、
仲間のworkawayerたちに会えたときの感動と安堵感😂
そしてその仲間たちになんでそんな不安だったん〜?!
と笑われて本当そうだな…って気づいた時の拍子抜けした感じ(笑)

一生忘れないでしょう🌟

 

そして逆の立場のこともよく思い浮かんだ。
日本に旅に来てる外国人が
北海道のど田舎でこんな気持ちになったりしてたのかなーとか。
困った時って困ってる人の気持ちがわかるようになるわけだから
たまには困ることも必要かも。

 

とにかくとにかく、
夜に到着するスケジュールはもう絶対しないと決めた。
初めての地で不安が倍増するのは間違いない。

 

孤独感たっぷりで待ち時間が何倍にも長く感じた
ここの待合スペース、とても印象的に残ってる。

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