北欧 暮らす旅

#ワークアウェイ #一人旅 #フォルケホイスコーレ #写真ブログ

帰国後3ヶ月、気持ちの記録。

 

帰国してから3ヶ月経った。
いまだに北欧が恋しいながらなんとか次のステップを模索中。
そんな今気になっていること、今大切にしていることについてつらつら書きたい。

 

帰国してからは、

“自分の時間の使い方“

“今を生きる“

という概念が追加されている。

 

だから、転職までの繋ぎとして
派遣で適当な単純作業のバイトをしてみたら
もう辛くて辛くてたまらなかったし
多分、鬱っぽくなっていた。もうしない。笑
お金のためにとりあえずで
好きでもない仕事に時間を使うというのは
上記の真逆の行為。
そんなの当たり前だったのに、、、
もうすでに見失っていた。早。笑

 

気を取り直して。
帰国後1番変わったのは
SNSとテレビから離れるようにしている。
今までそれらに無意識にかけていた時間を失くそうと心がけている。
知らず知らずのうちに現代は情報過多。
自分で選択しているはずだった情報も
今は実はアルゴリズムで固められている、操作されている、
選択しているつもりでしていないことの方が多い。

情報過多はこわい。
考えなくてもいいことに頭と時間が取られるし
不安にならなくていいことに心を蝕まれたりするし
何が正しいのかわからなくなるし
自分を見失いそうになるし
必要以上に人からの評価を気にしてしまったりする。
それも無意識に。

特に今はコロナコロナで
テレビは本当かどうかもよく分からない話を
とにかくずっと繰り返しているし
ヴィーガニズムを理解してからは
TVもSNSも見ない方が精神的に辛くならない。
できるだけ、自分が学びたいと思ったことを
まっさらな状態で検索をかける、
できるだけ本から情報を得る。

 

もちろんSNSは良い面も沢山あって
この有難い現代に生まれているので
うまくバランスとって生きていきたい。

 

もう一つ、“今を生きる“というのは、
過去や未来のことを悔やんだり不安に思ったりせず
今この目の前にあることに集中すること。
今すでに手の中にある幸せや楽しみを精一杯味わうこと。
人生いつ終わるか今終わるかもしれないし
(ちなみに私はあまり生きることに頓着がない…
から毎日今日しんじゃっても大丈夫かな!と思う。
…これはやっぱり愛情に飢えているからだろうか。泣笑い)
今を夢中で全力で過ごしていれば後悔することはないし
全てが不思議と後々繋がってくるもの。
スティーブ・ジョブズの有名なスピーチにもあった
点と点があとから繋がって線になる。
点を書いているうちは気づかないんよ〜
という話のこと。

(ちなみに私はたまたま高校の英語の授業で暗唱させられたので
よく記憶に残っているだけで、皆知ってるとは思ってないけども。)

 

北欧にいたときは
テレビもほとんど見なかったし
バイスに触れることもかなり少なかった。
人と対話する時間と
自然を一人でゆっくり散歩する時間がほとんどだった。
それが本当にスッキリしていて心地よかったから、
帰国してからもできるだけ心がけている。
(この時点で過去を生きているのでは?というツッコミはスルー)

 

なのに難しい。
やっぱりどうしても次のステップのための検索に追われて
バイスに触れる時間が多く必要だし
実家に住み家族との対話はかなり少ない。
(これはかなり昔からの課題点であり、今もなおうまくいかない…。)

というわけで今の目標は
畑を持って半自給自足できるような
そしてできれば湧き水をくめて
湖か海の近くでSUPできるところで
雪が降る場所、
そんな大自然で心地よい暮らしをすること。
都会で疲れた人たちに何かヒントを感じてもらえる場所にすること。
社会について、あれ何かおかしいな、
ちょっとだけ気づいて欲しいな
と思ったことについて少しずつでも発信できる場にすること。
心から繋がれるようなコミュニティにジョインすること。
あるいは創り出すこと。
自然環境を守っていける、あるいは社会問題を解決するような
やりがいも意味もわかりやすくシンプルな職か
もっともっとシンプルに自然な暮らしに何か役立てるような職
で、人のサポートとなるような役割を担うこと。
(鋭意就活中)

 

願いは口に出せば出すほど明確になり
叶うようにできている。ので。
(なんと無意識に口に出したことを叶えてきたので実績あり!

1番凄かったのは湖の前に住みたいと言っていたら

窓からの景色、目の前が湖の部屋に住めたこと。)

一旦メモとして書き記し。
そのうちもっと人目に出して行けたらいいな。

 

noteがどうも好きになれないと先述したけども‥

書きたい欲は結構な頻度でくるのでその度に毎度
“noteの次にくるのは“  で検索している。笑

早く次世代アプリ現れて〜〜〜

 

おわり。

北欧10ヶ月滞在を終えてwithコロナ メモ。

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お手紙とお土産たちを見ては溢れる北欧への想い

 

旅を終えて、1ヶ月が過ぎました。

滞在中のまとめと、帰国後の自分の変化について

書き残したいと思います。

 

 

⬜︎ 滞在まとめ(スケジュールと特記すべき経験)

【12月・1月】フィンランド
workaway❶ リサイクルショップ手伝い
[凍る湖に飛び込む森の中のサウナ、北欧クリスマス]

【2月】デンマーク
workaway❷ 自然派ホームステイ
 [毎日考えてもみなかった衝撃を与えられ
 コンフォートゾーン突破で苦しみつつ、
 でも自然派な暮らしが大好きだった1ヶ月半。
 思い返せば1番糧、学びが大きかったところ]

【3月】デンマーク
workaway❸ 北欧家具でお洒落なお家ホームステイ
[コロナが本格化した中で、
逆にのびのびした暮らしが目立ったデンマーク暮らし]

【4月・5月】デンマーク
フォルケ 休校でただ学校に住んで暮らした期間
[食用の鶏とうさぎを飼いながら、
 一人孤独にveganについて学ぶ] 

【6月】デンマーク 
フォルケ 授業あった期間 散歩と焚き火とカヤック
[デンマークの若者たちとの共同生活、考え方や文化、
 雰囲気の違いでいちいち日本と比較しちゃう日々]

【7月】デンマーク
workaway❹,❺,❻ デンマーク中転々として暮らす 
自然農法畑手伝い、リフォーム手伝い、等
[自給自足、複数家族が住むコミュニティで、
食も自然も人も豊かな暮らしを体感]
[50代ドイツ人女性と80kmチャリ旅、
一人野宿、エコなドイツ人に沢山出会う]  

【8月】ヨーロッパ放浪 
ドイツ、オーストリア、オランダ、ベルギー
[使ってみたかったカウチとairB,そして友人宅に感謝]
デンマークairBシェア
[デンマークに友達と住んでみた、
コペンハーゲンサイクリング三昧]
ノルウェーフィヨルド1人旅
[1人だと旅先で友達ができていく経験]

【9月・10月】スウェーデン 友人宅居候
[理想の暮らしながらの旅行、ストックホルム
ダーラナ地方もサイクリング三昧]
workaway❼ アースシップ建築手伝い
お家を自分たちで建てる家族の手伝いをしながら
パーマカルチャーやサスティナブルについて学ぶ
…と思っていたけど
日雇い労働者のような肉体労働で、
(はたから見ると笑える状況だったがキツすぎて笑えなかった)
現代の技術の進歩や機械に感謝した1ヶ月。
タフすぎる家族…世界には本当に
いろんな人がいると思い知らされていた日々。
[森の中でテント生活キャンプ1ヶ月、仲間を得る]

【10月】帰国
コロナ渦でフェイスシールドにマスクという
ダースベーダーのような装いで、ヘトヘトになって到着。
最後に検査を受けて無事に帰国。実験着みたいなの着て頑張ってくれている
航空会社の皆さんに感謝。
陰性でも2週間自主隔離要請。

 

⬜︎ 北欧生活10ヶ月で自分の身に起きた変化

 ● 生きやすくなった。
  ー自己肯定感、自信が持てるようになった。
  ー自然と共存する心地よさに気づき
   意識的に外に出たり、散歩したりするように。
  (これ、そんなこと?って感じだけど大切!)
  ー自分は自分と、他人と切り離せるようになった。
   (隣の芝が青くなくなる)
  ー「足るを知る」
     自分がとても満たされていることに気付いた。
     欲することより満足できることの方が増えた。
  ー自分がしたい暮らしへの理解が更に深まり
           もっともっと心地よく暮らせるようになった。
   プラントベースや日本古来の食事、
           ごみゼロ、地産地消などの
   本当のサステイナブルを理解。
  ー年齢を本当に気にしなくなった。
   もちろん何歳にこうなりたい、はあるけれど、
   変に気にして生き辛かったのが無くなった。
   いろんな人やいろんな人生を見てきて
   そしてそれが当たり前で
   それぞれハッピーだったら
   それでいいでしょ?と
   なんでも受け入れてくれる感じがした、
   北欧の空気感。
   それをしっかり持って帰ってきて
   ずっと大切にしたい。

 ●  常識や当たり前で何も考えなかった事柄ついて
   本当にそれでいいのか自分で考え直したり、
   疑問を持ったりするようになった。
  (キーワード:ホームスクーリング、
   ワクチン、予防接種、食べていた物、
   買っていた物、お金が必要じゃない生き方、
   働き方、リモートワーク、電気水道ガス、
   結婚式・制服・校則・スーツとネクタイ・
   男女分かれている物など型にハマっている
   ものへの疑問と違和感、等)

 

⬜︎ 日本での逆カルチャーショック

 ● 広告と注意事項の貼り紙や表示が多すぎる。
    お店の音声案内がうるさく感じてしまう。
  それ本当に必要?言わなきゃわからない?
       聞いてる人/見てる人いる?というもの多々。
  当たり前に流れている放送や音楽への疑問。
 ● コロナに対する対応や考え方の違い。
  マスクすれば大丈夫と思う日本人、
  マスクなんて意味ないと思っている欧米人。
 ● テレビの強さ。
  編集の凝り用、字幕と吹き替えの多さ。
  ワイドショーのずっと同じ事を話す感じと
  バラエティの凝り用と幅広さ。
 ● スーツの人が多すぎる!それも男性だけ。
 ● やっぱり改めて、食べ物の添加物多過ぎ。

 

⬜︎ すでに恋しいもの

 ● デンマーク語やスウェーデン語のあの響き。笑
 ● 海と森のような公園がすぐそこにある環境。 ● マスクをしないコロナがなかったかのような環境。
  (良し悪しは別として、、(笑))
 ● オレンジなライトとキャンドルや暖炉の火
  (今は実家に滞在していて、
   両親は何故か蛍光灯大好きなので
   なかなかそうはいきません…。)
 ● ボードゲームなナイト

 

一刻も早く、
自然の中に、友達沢山呼べるお家をゲットして
こんな日々を送れるように頑張ります。

 

他にもveganへの理解が高まって
食がプラントベースになったことも
とってもとっても大きな変化ですが
これは北欧に行ったからというよりは
コロナで時間ができたり
SNSで発信してくれた
日本人が多かったからなので、、、
ここには入れませんでした。

 

でも和食がさらに尊く、大好きになったことは
北欧に行ったおかげもあるかもしれません。

 

終わりに。
今回の10ヶ月は直感を大切にしたい、というのと
何でも挑戦しよ〜という2点を決めていました。

 

コンプレックスの塊でネットに顔出すの避けていたし
喋りも下手なのに、

せっかく良い機会を頂いたからと
YOUTUBEに出させていただいたり
(結果、自分のフォルケの体験を
一度しっかりまとめることができたし、
そこからいろんな方と繋がっていただいたり
フォルケに行きたいと思う人に希望を
お裾分けできたようで本当に良かったです。
お声がけいただいた先輩に感謝。)

 

危ない怖いキツいは忘れて
野宿(もちろん下調べ大事)に
木登りにカヤックにチャリ旅に
バス無くてひたすら歩いたりと
割とタフなこともしたり。


そういう事たちも
少しずつ変化を作ったかなとも思います。

何より出会った人たち全員が本当に刺激的で、
確実に私の中に変化の種をまいてくれました。


北欧に行くなら
ただの旅行じゃなくて暮らしてみたい、
長期で英語圏に行きたい、
という長年の想いは
沢山得るものをくれたなと。

 27、28になる年で、
留学でもなく、ワーホリで働くでもなく、
何しに行くんだ、と思われそうとか
そもそも自分でも多少思っていたりもしましたが


今は本当に決断して良かったと心から思っているし、
これからの人生も変わったなと思ってます。

 

このブログも誰かのきっかけになればいいな
と想いを込めて、
自分だけのメモではなくひっそりではありますが公表しています。

 

また数年経ったら
思いや改めて感じることも変わるかな。

以上、帰国後一ヶ月のメモでした。

 

🇩🇰シェルターひとり野宿

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デンマークには“シェルター”と呼ばれる
野宿できる木造の小さな小屋がそこらへんにある。
特に森の中、湖や海の前など
自然豊かなところで見つけることが多い。
一見ホームレスが住んでる…?と思うけど
若者が食べ物やお酒を持ち込んで
夜やってきてワイワイしながら野宿してる
といったイメージ。

私が通っていたフォルケホイスコーレも
湖の目の前で森だったので、
学校の目の前にシェルターがあった。
実際に見知らぬ人たちが暗がりの中
明かりを灯して現れ、
ワイワイやっているのも何度か見た。

友達たちも野宿している。

そういうのを見聞きしていると、
5ヶ月のデンマーク生活で
完全に野生児化している私は
自然の中で寝たい!!となるわけで。笑

ノープランでミニ放浪の旅(たった4日間)
に出ていた私は、
急遽一晩明かさなきゃいけなくなった
Aalborgというデンマーク第四(小さい)都市で
良い感じのステイ先を見つけられず
(急遽だったのでエアビーやカウチは難しく
ホステルなども、安いとはいえ高く、
そのクオリティにお金払いたくないなぁ!
という感じ。)

…野宿、今日じゃない?!?!
という。思い切り良い。
しかもテントも寝袋も無しで一人で。
日本でそんな野宿なんて絶対あり得ない。
けど今ここでなら一晩くらい外で過ごしたい!
と思う自分に自分でびっくり。

とはいえやっぱり一人なので不安はあり、
当日出会ったデンマークに長く住む日本人と
デンマーク人に聞いてみたところ
「シェルターならほぼ安全だよ!」

…!!やるしかない〜〜
しかも今日はずっと雨だった今週で
やっと晴れ!夜も9度くらい!
やるしかない〜〜!

 

というわけで
シェルターのまとめサイト
GoogleMapで探して
良さそうだな〜と思っていた
海の目の前のシェルター、来てみた。
バスで10分、降ろされたのは

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歩道がなくてまさかの草むら。笑
そこから歩道がないのに
車が結構走る道を徒歩20分!
急に景色が開けた時、

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やっぱり直感にしたがって
来てよかったなぁ、と😭

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デンマークで野生児化していくにつれ、
帰国する前に野宿しないと
心残りになる!と思っていた。
けどまさか一人で来るとは〜
ほんとに人生何があるかわからない!

 

というわけで無人島に一人、みたいな
この広い景色の中に私と
シェルターの中に住んでいた
燕の親子だけ、という状況で
溜まりに溜まっているブログを
海と夕日を眺めてデンマーク語の曲を聴きながら
続々と書いていこうと思います☺️💕🌊

 

つまり燕の家にお邪魔してごめん
って感じになっている。気を遣う。笑

🇩🇰〔フォルケ日記 day14〕夏は海でポテト

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日曜日、海日和〜🌞みんなで海まで🏖
20分くらいバス旅して港へ。

f:id:kim_mia:20200619230511j:image赤や黄色の家と海のマッチ感、ドツボ。

f:id:kim_mia:20200619230515j:image船を持っている人もとても多い。

水が冷たすぎて一瞬しか泳げなかったけど
みんなで日を浴びて
だらだら過ごすだけの時間も良かった〜
本当に良い天気で島がくっきり見えて
ただいるだけで気持ちが良かった〜🌊

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湖もいいけどやっぱり海が好き。
そして海のポテトとアイスは何倍も美味しい!
というのは万国共通みたい😘

そう題名つけたものの、
ポテトの写真は美女の足だらけな
写真しかなかったので自粛🙈笑笑

冬が辛かっただけに夏が幸せ🌞🧡
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🇩🇰〔フォルケ日記 day13〕学校の風景

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外の洗濯コーナーが好き。
ここの風景とニワトリが、私の大切なバイブル
"西の魔女が死んだ"を思い出させる💭 

 

もともと毎日書くつもりはなかったけど
1週間もあいてしまった!!!
ここで共同生活してると、1人の時間は朝だけになり
…つまり朝寝坊していた1週間😂

今日はフォルケの生活を少し紹介
というか記録しておきたい◎

まず学生寮とかではなく
学校と住む部屋やバスルーム洗濯機など
全ては同じ建物の中で、学校に住んでる形。

部屋はほとんど2人部屋、
プラス料金払えば1人部屋も選べる。

f:id:kim_mia:20200616001536j:image本当に至る所に絵画があるのがデンマーク

 

メジャーのコースを選び、+たまに選択科目。
コースは学校によって様々。

私の学校は
⚫︎ 音楽(ライブ音楽と電子音楽)
⚫︎ ライティング
⚫︎ グリーンゲリラ(パーマカルチャーやガーデニング系)
⚫︎ アート
そして留学生向けの
⚫︎ デンマーク語&デンマークカルチャー

学校によってはメディテーションとか
政治、ガチスポーツ、健康とダイエット、
食と料理、陶芸、ジュエリー、
とか本当に様々で好きなことが学べる。

 

選択科目はアウトドア、陶芸、音楽の3つ
(ここに本当はグリーンゲリラも
あったけどコロナで消滅😭)

 

時間割はこんな感じ✍️

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朝は9時から集会、先生や希望者の
プレゼンを聞き、歌2曲歌う時間。

それからほとんどの時間が“Linjefag”
メジャーのコースで過ごして
木曜日だけ選択科目。

ちなみに午前午後2h30ずつは
なかなか長く感じている…。
(もちろん途中10〜20分の休憩挟む)

ご飯はキッチンスタッフが
肉レスでオーガニックで美味しいご飯を
用意してくれていて🥺
朝食、昼食、夕食をみんなで食べる。
(土日はブランチと夕食の2食)

食べたあとは班の当番制でキッチンの手伝い。
(ダイニングの掃除と食器洗い)
(といっても北欧らしく巨大超高速食洗機。
でもこれがいつもちゃんと洗えてなくて
コップが汚れてるから私は嫌い(笑)) 

自由時間は完全な自由。
夜は何かしらイベントがあったり
ただみんなで寛いだり。 

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私はこの可愛すぎる楽器部屋でセッションか
晴れていたらほぼ外にいる。
もう何度も書いてるけど、
本当にずっと外にいる。
気持ちが良い夏は外に出ずにはいられない〜
木陰に寝っ転がる。
宿題も作業も外で。
たまに湖と森の散歩と、
部屋に飾るお花摘み。

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ガーデンも可愛い。
ご飯にはよくお庭のものも登場🌿
ルバーブ、ミント、バジル、ネギ、などなど。

 

日中は日差しを浴びて浴びて
夜は12時前後に寝て
7時か8時に起きる生活で
(明るすぎて6時には一度目覚める)
(遮光カーテンしてないの不思議すぎる)
更に何にも追われない。
気持ちに余裕ができて
自分がどういう暮らしをしたいのか
自然に、すごく明確にわかってきた。

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そんな感じで過ごした2週目。
少し慣れたもののデンマーク語で会話されてる
輪の中に入り込んでいくのはまだ苦手。
気にしてない、当たり前、皆違って皆いい
というデンマークで学んでるスタンスを
がっつりモノにしてもっとみんなと
ガツガツ話せるようになるのが
week3の目標。

これも木陰で書いています🌳

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🇩🇰〔フォルケ日記 day8〕時間 教育 就活

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3ヶ月ホームステイして、今フォルケに通って
デンマーク人に囲まれてみて
やっぱり、時間の感覚が違う気がした。

 "忙しい"という人を見ない。 

日本人は基本的に"忙しい"と思う。
私も数年前まで本当に時間がなかった。
常にやりたいことで溢れてて
時間を無駄にできない感じがあって
スケジュールパンパンになりがちで
いつも何かに追われていた。

自分のことを立ち止まって考えられる
ようになったのはここ数年だった。

ほんとお恥ずかしい話だけど
大学の時なんて欲張りすぎて
崩壊するくらい忙しかった。

これは私の性格もあるけど(笑)
私だけじゃ無いと思う。

夜遅いのに早起きすぎるママを見て思う、
バイトや部活に明け暮れて
勉強できない大学生を見て思う、
仕事が夜まであるのに
それからまた勉強していたり
講演会やワークショップに参加したり
付き合いで飲みに行ったりしている
サラリーマンを見て思う。

いつも何かに追われているし
いつも何かに焦っている。
もちろん全員じゃないけど多くないかな?

もちろんみんなやりたいことがあって
本気で熱中してることがあって
そういう生活になるのはわかるし
得られることも良いことも沢山ある。

けど、ここに来てからは
その生活ちょっと大変だな〜って
客観的に思うようになった。 

f:id:kim_mia:20200609022005j:image複数の家で共通で持っているタイプのお庭、桃源郷

デンマーク人からは
いつも何だか余裕がある印象を受ける。
時間の概念とでもいうのか、
根本的なところでの日本との違いは

何事においても "何歳までに〜〜!"
というのが無いからだと思う。

学業も結婚も出産もキャリアも全部。 

 

大学まで無料なので
大多数が大学に通うけれど
それは勉強したいことがある場合。
なんとなく大学、とか
就職のためにとりあえず大学行っとく、
という人はほぼいない。
(学歴で給料が変わるかどうかは
会社によるとのこと)
(ちなみに大学は授業料だけでなく
月10万の支給もあるので、バイトに明け暮れ
勉強できないなんてことはない。
税金激高もいいかもよ?って思うよね。)

 

大学の前にエフタスコーレ
(英語のアフタースクール)という、
ティーン向けのフォルケのような
好きなことを学ぶ為の学校に行く人もいる。
(これはフォルケと同じで有料)

大学は3年+修士2年で
5年通うのが一番メジャーだけど
その大多数が間でギャップイヤーを取る。
(ここでフォルケに通う人が多い)

つまり、ストレートで卒業しなきゃ!
就職しなきゃ!という雰囲気は
本当に一ミリも感じられないということ。

30手前で初就職という人もいるとか。 

私なりの解釈では
・大学が無料
・日本のような新卒の一斉就活が無い
・何度も転職するのが普通
というのが理由かなぁと思う。 

3〜4年で転職するのが普通で
一生同じ会社ということはほぼ無い。
やりがいがあって会社も好きで
幸せで満足していたとしても
"新しい経験"を求めて転職する人もいるとか。

 

…ということはやっぱり就活も違ってくる。
日本のような合説はない。
みんな同じスーツ着て髪色暗くして
大きな会場に出向くことはもちろんない。
(私は就活時代、合説というものに
拒否反応(笑)を起こし周り全員行くと言うのに
行かなかった良い思い出。笑)

全員同じ時期に就活することが無いため、
各々働きたい企業に申し込み
面接の機会を得る!という感じ。

現代はほとんどウェブ就活だそうだ。
ウェブで企業の求人を探してレジュメを提出。
(面接はオフライン)

日本でたまに見かける
とにかく内定が欲しくて
やたらめったら受けとく!みたいなことは
絶対ない。
そんなことしなくてもちゃんと就職できるし、
今就職出来ないと本当に困る!!!
なんてことは無いんだと思う。
日本の場合も同じはずなのに、
一斉就活のせいで今逃したら就職出来ないと
思い込んでいたり、
周りがみんな内定もらってるのに
と言う謎の焦りが大きな要因だろうけど…
(ここまで書いてみると新卒一斉就活の
メリットって企業側だけじゃ無いの?と言う疑問…)

 

出産はタイムリミットがあるし
多少考えそうなものだけど、
福利厚生が整っていて
いつどこで働いていても産休育休が取れるし、
転職が普通だから
自分のキャリアや立ち位置や仕事に縛られないし、
自然とあまり考えないのかも。

何歳までにあれしてこれして!
って縛られるよりも

“いまを生きる“

目の前のことを大切にして
今しかない時間を大切にして
緩やかに暮らしている感じがする。

 

“忙しい“は心を亡くすと書く。
有名な話だけどこれがすごく好きで
私はこれを聞いた日から
忙しいって口にするのをやめた。
言霊を信じているので
生活が少し良くなった気がする。笑

とはいえ、時間は限られているから
日々自分が本当に大切にしたいものを
ちゃんと問いかけて、それを真ん中に置いて
上手に暮らしていきたいな。


P.S.
そういえば、私がホームステイしたお家も
この学校も、どの部屋にも壁掛け時計がなかった。
ダイニングにも教室にもオフィスにも

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f:id:kim_mia:20200609143651j:image
(※もちろん売ってるし
掛けてるお家もあるらしい。
普通の学校の教室にもあるらしい。
(フォルケは時間にそんなに縛られないので…)
家に置いてない人たちは
「要らないんだよね〜」って言ってた。
代わりにとにかく絵画🖼が沢山ある。)

 

#北欧暮らし #暮らし #北欧 #デンマーク #海外生活 #海外の就活

🇩🇰〔フォルケ日記 day7〕休日

フォルケホイスコーレという学校は
自分が学びたいことを学ぶための
そして対話での気づきを
大切にする学校なので、
試験がないし、宿題もちょっと。

休日はみんな思い思いに過ごす。
大雨でも降らない限りは
夜までみーんな外にいる。
たとえ少し寒くても
大体みんな厚着して外で過ごす。笑 

私は朝からヨガと作業を。
振り返ると友達が編み物してた。

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ちなみに土日はブランチしかないので
みんなは起きてくるのゆっくりめ。笑 

お昼からは
サッカーしてたり
それをコーヒー片手にただ眺めてたり
森の中散歩したり
ボードゲームも外でしたり
楽器弾いたりセッションしたり
クロスワードしてたり本読んでたり

キングゲームという
デンマークの外遊びゲームをしたり

f:id:kim_mia:20200608033453j:image2チームに分かれて木の棒を投げて、
四角い木片を倒していくゲーム。
全部倒したら最後に真ん中のキング!
先に倒した方が勝ち。

 

 夜は映画見たり
またボードゲームしたり。

みんなゆるゆると過ごしていて
ほんとに"休日"という感じ。
みんな好きなものに参加して
気分じゃなかったら参加しないし
おのおの過ごす、という感じが心地よい◎

 

やっぱり勉強しすぎない環境、良い。
日本人らしく焦りそうになるけど
みんなと時間を共有してゆったり過ごしたい。

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 #フォルケホイスコーレ #デンマーク #denmark #北欧暮らし #北欧留学 #海外生活 #北欧