北欧 暮らす旅

#ワークアウェイ #一人旅 #フォルケホイスコーレ #写真ブログ

🇩🇰〔workaway②〕ホームステイ 家事育児

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2つ目のワークアウェイはデンマーク
そしてホームステイ。

フィンランドで世界各国の人たちとの暮らしも
本当に面白かったけど、
私はもっと北欧の暮らしが見たい!!
という気持ちになり。

しかしここでワークアウェイの罠
元々決まっていたホストにぶっちされた話↓

 

を乗り越えて(笑)
決まったステイ先はまたド田舎。
空港におじいちゃんが車で迎えに来てくれて
なんとか家までたどり着く。
(おじいちゃんと中々合流できなくて
ちょっと焦ったりした。笑)

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おじいちゃんが営む巨大なじゃがいもファーム🥔!!
の中にある巨大な一軒家。

 

ホストマザーとファザーはどちらも
ワークアウェイヤーを募集していて、
私はマザーの方で家事育児手伝いをすることに。
(ファザーの方は巨大なバスを
キャンピングカーに改造していて、
その手伝いができる人を探していた。)

 【滞在期間】
2020年2月〜3月中旬(1ヶ月半)
※元々2ヶ月の予定を途中で短縮変更。

【お仕事内容】
● 朝7時に起床、朝ご飯の準備
(ほぼフルーツを切るのみ。)

● 洗濯
(赤ちゃんに布オムツを使用しているので
洗濯量とっても多いしキツい。)

● 皿洗い
(食洗機は使わず、洗剤も使わない。
これが私にもとても気持ちがよかった。)

● ランチ・ディナーの準備
(創作料理大好きなマザーなのでほぼアシスタント。
沢山のスパイス料理やヴィーガン料理の知恵を貰う。
人生で一番大量に野菜切ってた🔪🍅🍆🌽)

● すぐ土だらけになる家の掃除
(家広いし子ども達小さいので結構大変。)

● ベビーシッターと3歳児のお相手
  家でも外でも遊んだり、
  着替えさせたり、おむつ替えたり。
 (赤ちゃん抱っこの大変さと、イヤイヤ期の子と
  会話して対処することの難しさ。)

● その他 縫い物や自然の石鹸やチーズを手作りしたり
 (手伝いというよりも私に学ばせてくれた😌)

 

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白と木のキッチン〜ダイニングが素敵だった。
日の入り方がとても良くて朝日はギラギラ。

 

…とにかくママの大変さを思い知った1ヶ月半。
大変。本当に大変。わかってたけど。大変!笑

あとママが全く知らない若者を信頼して
子どもを任せられるって凄いと思った。
しかも幼稚園や学校には入れないという
子育てに対するこだわりの持ち主なのに。

確かに、“誉めないでコミュニケーションする“
YOUTUBEではドキュメンタリーしか見せちゃダメ“
など気をつけなきゃいけない事は言われていたけど…
完全に私一人で子供を預かってる時間もあって。
シッターさんの重責の凄さも思い知った。

更には私が今まで考えてもみなかった
新たな議題を毎日提供されて、
27年間で無意識のうちに培われていた
“当たり前“を覆される日々で頭が爆発。
(これはひとつずつテーマにして別で書きます。)

さらに家族も色々ありすぎて
毎日精神大混乱、一日一日が段々長く感じて
辛くなっていった1ヶ月半だった。笑

けど基本的には昔ながらの方法で自然に生きようとする術や
毎日美味しいヴィーガンのご飯は、とっても豊かだった。

そして大変すぎるけど可愛い子供たち。

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コンフォートゾーンを突き抜けることは辛いけど
後から思い返せば今回の旅の中で
一番多くの学びを得たのはここだったと思うし、
今はそれが土台となって、
どんどん学びを増やせている感じがする。

 

無理せず心地良い人たちとだけ一緒にいれば
それで幸せだしそういう自然の流れだな〜
って思い始めていた頃だったけど、
たまにはコンフォートゾーン出て
でっかい刺激を受けて学ぶことも
大切なんだった!ってことを思い出させてくれた。

f:id:kim_mia:20200508162705j:image家族って本当に色んな形がある。

 

 

ホストはいつも刺激をもとめてて
ワークアウェイヤーも常に募集してる。

ここのおうちに興味持った方は
いつでも紹介できるので連絡いただければ…(笑)
お話聞いて合うか合わないか判断した上でご紹介します😌

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🇫🇮 フィンランドの冬  地元のサウナ

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私の一番のフィンランドポイントは
地元の方々御用達のサウナにお邪魔したこと。
湖の目の前に佇む小さな木造のサウナ。
毎週来ているおばちゃん達がばんばん入ってきて
たくさん話しかけてくれる。
サウナのことは全部教えてくれる。ほっこり。
やっぱり皆が英語話せるって、ずるいなぁ。


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凍った湖に穴を開けておくのがお決まり。

 

サウナでぽっかぽかに暖まったら
凍った湖へジャンプ!!
初心者の私達は湖まで行く短い距離も
一苦労、寒すぎて叫びまくり、
湖に入れたのは一瞬。笑

おばさま達はスタスタと歩き
静かに湖に体を浸けている。
…落ち着きすぎている。
これが普通なんだな〜慣れってすごい。

 

もちろん汗を流したりしないで
そのまま湖に入だちゃうんだけど…
何故だか汚い感じはしないんだよね〜
偉大な自然の力かな〜。

 

どこのコテージにもサウナと湖はつきもの。
お家にサウナがついてるのも普通。

フィンランド最高〜😭💕

 

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日が短いからあっと言うまに真っ暗になり
湖に入る頃には真っ暗だった。


 

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🇫🇮 フィンランドの冬 クリスマス

 

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クリスマス前、やっと雪が降った。


すぐそこの森や湖は映画の中に入り込んだかのような
美しい雪景色に様変わり…感無量。

わたし雪国出身だけど、それでも。

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そして、皆が待ちに待ったクリスマス!🎅🎄
クリスマスは1年の中で一番大きなイベント!
北欧は日本とは逆で、クリスマスが家族と過ごす時間。
年末年始は大きなイベントではなく、
家族や友達と過ごす。
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ご馳走をたんまり用意して、
3日間同じものを食べ続けるフィンランドスタイル。
その昔、裕福ではなかった時代に、
クリスマスくらいは皆でたらふく食べよう!
という風習があって、その名残だとか。 

ブランチはポリッジというミルク粥。

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これにシナモンとバターと砂糖をかけるのが最高…!
アーモンドが一粒隠れていて、
これが当たった人はお願い事が叶うとされている。
(ちなみにデンマークでも
ライスプディングで同じ事をする。)

夜の御馳走はでっかいまるごとのハム、
なぜか3種類くらいあるでっかいサラダ、
グラタン皿にスイートポテト詰め込んで焼いたやつ、
カリレアパイというポリッジが乗ったパイ
(私はこれにブルーチーズとバターを乗せて食べるのが
本当に美味しくてどハマり。)
ホームメイドビアー(ノンアルで甘くて、ジュース。)

などなど、、、とにかく人数の3倍はあった。
1週間、いや、年を越しても食べきれなくて
みんな段々と冷蔵庫や
外の自然の冷蔵庫を見るのが辛くなっていく…
アレンジするのに必死の日々でした🤦‍♀️


ちなみにクリスマスツリーは本物の木!🌲
森からサクッと採ってくる。
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f:id:kim_mia:20200530004409j:imageほんとサクッとツリーハント😲🎄

 

フィンランドではディナーの前に
みんなでサウナに入る🧖‍♀️🧖‍♂️
そしてなんとサンタさんはその間に来ていて
木の周りにプレゼントを置いてってくれるらしい!
サンタさんくるのが夜じゃないなんて!!!笑

良い子にしてたから私にもサンタさんが来た☺️
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とっても良いクリスマスだったな〜

 

f:id:kim_mia:20200505191237j:image赤いお家が雪景色に映えて、本当にときめく。

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12月。日が昇るのは9時、沈むのは15時。
クリスマスが終われば、ただただ春を待って冬を過ごす。

 

 

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🇫🇮〔workaway①〕セカンドハンズショップ

北欧旅、最初の地はフィンランド
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最初のワークアウェイは怖かったので、
とにかくレビューが良くて多いところにした。

……にしてもレビューが多い!!

というのも、workawayer用のアパートがあり
常に5〜7人程受入れていて
しかもそれをもう何年もやっているという。納得。
若者に旅をさせてあげたいという懐の深いホスト。

とはいえ、生業はセカンドハンズショップ。
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もちろんお金に余裕があるわけではない。
ご飯はなるべく節約。

自分たちで買い物する時は
一番安いものを選ばなければならない。
 

提供させる食べ物も、閉店間際や開店直後に
安売りされている物を買っているので
賞味期限は大体切れている。
(けれどこれもフードロスの観点でいえば
賞味期限は切れても平気なものが多いのに
かなり捨てられているもので、普通に食べられるよ。
食べ物は無駄にしたくないというホストには共感。)

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【滞在期間】
2019年12月中旬〜1月末(1ヶ月半)

【お手伝い内容】
● セカンドハンズショップのお手伝い。
  商品のクリーニング、毛玉取り・アイロンがけ、値札付け、
  故障している品の修理、リサイクル品の製作、
  ネットショップ運営の手伝い、等。

● ランチとディナー調理
    (大体7~8人分)(当番制で週1くらい)

● お犬様の散歩!!(これが30分や1hでなかなかハード)

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無理やりお座りさせられてこの顔(笑)
普段は信じられない力で好き勝手引っ張られる。

 

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たまたまデモイベントがあったので延々とサカナを縫い続けた……
でもこのおかげでミシンの楽しさに気づく


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f:id:kim_mia:20200529235211j:image北欧ではセカンドハンズショップがすごく主流の買い物場所!ヴィンテージ食器など掘り出し物も沢山!

 しかし私が滞在したのはクリスマス前から!!

ということで最初の1週間の仕事は
“クリスマスクリーニング“という名の
本当に隅から隅までの“大掃除“と、
クリスマスのご馳走の仕込みだった。

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3hくらい無心で作り続けた大量のジンジャーブレッド

 

最初から大変だったけれど
良いクリスマスが過ごせたので良い思い出。

でもやっぱりどうしても雑用が多いので
大学生とかもっと若くて時間がありあまっているうちに
来れていたらもっと良かったなぁとは
どうしても考えてしまうのでした。

世界各国から集まった人たちとの生活は
ある程度海外慣れしていた私でも
知らないことだらけで面白かった。
一緒に暮らすということは、もちろん
文化や性格合う合わないで色々な事が起こったり。笑 

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田舎だし仕事が終わる頃には真っ暗だし(15時だけど)
何もできないから家で何か作ったり、映画見たり、
ボードゲームしたり飲んだり、

至極たま〜に、バー行ったり。
なんだかんだ楽しく過ごせてた。

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ここで出会った人たちとは
ここを出た後も同志のような感じで
連絡を取り合っている。

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また行きたい国が大量に増えちゃったな。

 
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🇫🇮 はじまりは意外にも不安でいっぱいだった

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海外に行く時はいつもワクワクしかなかった。
ひとりで出かけたオーストラリアやベトナム
不安は全然なかった。

でもそれは到着後に助けてくれる人に会える
"保証"があったからかもしれない。
今回は空港に迎えはないし、ど田舎の家まで
一人でたどり着かなきゃいけないし
私は気づけばもう若くなくて
昔の怖いもの知らず感は薄れ、
4年のイベント製作会社勤めで
先読みの心配力がついていた。

もしたどり着けなかったらどうしよう、
もしたどり着いても
誰にも会えなかったらどうしよう、
田舎でホテルもないし、真冬だし、
周りの家に突撃?とか。

トルコからフィンランドへの飛行機から
急に不安が頭の中ぐるぐる。笑

 

ちなみに私の今までの海外経験を露呈すると

旅行or出張: 🇹🇭🇹🇼🇰🇷🇮🇹
ラスベガス(アメリカとは別と思ってる)

数日〜数週間滞在: 🇹🇷🇦🇺🇻🇳

といった感じでそんなに多くはない😢

 

そして初めての海外長期滞在。
つまり季節を全て跨ぐということで
荷物がほんっとうにパンパンだった。
当時は必死に考えて削って入れたけど
それでも今思えば減らせた物もある🤦‍♀️
今回この大荷物を持ち運び長距離移動した事で
荷物の重さは足の軽さに比例すると学んだ…。
(そんな悩みの種だった持ち物については
同志の役に立つよう後日しっかり紹介しよう😭)

 

 

憧れのフィンランドに降り立った時
長年(10年くらい!)憧れてきたから
本当に不思議な感覚だった。
荷物が重すぎて浮かれる暇もない。
頑張ってカートを押して、コンビニ探して右往左往して
simカードをゲットするも
設定がうまくいかない(SIMカードも初)
(結果Wi-Fiが必要なタイミングで
上手く繋がらなかったのが問題で
必死にカフェに入ってWi-Fi繋いでなんとか😭)

 

そんなことしてたら電車も間違える。
改札はなくてチケットは全てアプリでOK、
こういうところから好き。さすが北欧。
電車を間違えた事で次の電車に間に合わず
元々とってたチケットの
一本後の電車になってしまって焦る🙀
とりあえず乗り込んだけど
チケットには時間が記されているし、
それじゃ指定席は乗れない…。

 

案の定、
チケット取締りのお姉さんに声かけられて
高額な罰金取られるかとオロオロした😂

 

けどお姉さんは優しかった。
「コーヒー買えば1番安く席が手に入るよ〜」と
(最初なんのことかさっぱりわからなくて
お姉さんにわいろでコーヒー買ってこいって
意味かと一瞬思った。今でも笑える。)

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こういうことだった。
ほとんどの長距離電車に
カフェテリア車両がある◎

 

そんなこんなで、なんとかたどり着いた。
ここからさらにバスで移動……
と降り立ってみると

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大雪…キャリーが引けない…
キャリー引くと雪もどっさり引く…
ヘルシンキで雪がなかったから
余裕だと思っていたら、甘かった。
私が来たのは地方だった。
しかもまたバスがこの大雪で遅れる。
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長い時間待った駅舎。
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そろそろかなと外に出ても一向にこない。
ここでまた最初に書いた不安が戻ってきた。
寒さと夜の暗さとひさびさに
全くわからない言語の表示に囲まれて
このままバス来なかったら…とか
私らしくない不安ばかりまた頭をぐるぐる。

 

やっとバスが来たときの安堵感といったら。
しかしまだ不安は続く。

 

どこでもすぐ寝ちゃう私が更に長旅でへとへとなのに
これで降り逃したら夜で交通手段ない田舎で、
真冬で行くあても無くっていう最悪な事態が見えてるから
無事に目的地で降りられるのか怖すぎて
(アナウンスがほぼないし真っ暗で景色もわからないし)
ずっと時計とGoogleマップとバスアプリを
見比べて現在地を確かめ続けたあの不安感、

そしてなんとかたどり着き、
仲間のworkawayerたちに会えたときの感動と安堵感😂
そしてその仲間たちになんでそんな不安だったん〜?!
と笑われて本当そうだな…って気づいた時の拍子抜けした感じ(笑)

一生忘れないでしょう🌟

 

そして逆の立場のこともよく思い浮かんだ。
日本に旅に来てる外国人が
北海道のど田舎でこんな気持ちになったりしてたのかなーとか。
困った時って困ってる人の気持ちがわかるようになるわけだから
たまには困ることも必要かも。

 

とにかくとにかく、
夜に到着するスケジュールはもう絶対しないと決めた。
初めての地で不安が倍増するのは間違いない。

 

孤独感たっぷりで待ち時間が何倍にも長く感じた
ここの待合スペース、とても印象的に残ってる。

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